看護師として就職する際にまず考えるのが、自分はどういった分野が向いているのだろうということや、どのような病院で働くと良いのだろうといったことだろう。しかし漠然と考えていても、なかなかその答えは出てこない。
病院の資料をじっくりと比較するよりも、まずは普通の求職者と同様に看護師になる人もしっかりと自己分析をすることが重要になる。自己分析をすることによって自分の長所や短所が浮き彫りになり、さまざまな看護師の就業場所の中で自分にはどういった働き方が向いているのかが分かってくるだろう。
そして、就職する前には実習やインターンシップなどを体験し、実際に現場に触れる機会もある。実際に現場で働いてみると、自分が想像していたものと随分と違いがあることに気づくだろう。実際に現場体験してみたことで感じたことは、就業場所を選ぶ際に大いに役立つだろう。
そしてもちろんそれぞれの病院の待遇をしっかりとチェックすることも、就業場所の選び方として重要な要素となる。
まず給与に関しては、「総支給額」で判断せず「基本給」を比較することが大事だ。ボーナス額は基本給に左右されることもあるため、基本給が高いところの方がより安定した収入を獲得できるだろう。
また、休日についても各病院で違いがあるので、きちんと確認しておくべきだろう。求人情報ではさまざまな記載方法があるが、年間で何日休みがあるかを比較すると検討しやすい。